ロケットストーブ

 はい、みなさんこんばんは。12月は師走といわれるくらいで、ちょっと最近バタバタしとります。

 で、最近、記事が長くなってしまいがちなので、さっそく本題。

 

 写真は、旧岩瀧寺本堂の瓦と壁土、そしてジュンテンドーで買ったパーライト(断熱用)を使って作った、「ロケットストーブ」です。なんで、ロケットストーブかというと、ロケットが飛ぶ時のような「ゴーッ」っていう音がしながら勢いよく燃えるからなんです。

 

 なんで、勢いよく燃えるか少し説明。熱は上に上がっていきますよね。熱が上昇気流を生むんですが、煙突内で上昇しているうちに、周りに熱を奪われることで、上昇気流が弱まってしまいがちです。しかし、煙突の外側を断熱することで、煙突内の気温を下げないようにして、強い上昇気流を生み出します。勢いよく空気が上に流れるということは、空気の入り口からも勢いよく空気が吹き込まれるので、ずーっと火吹き竹で吹かれていているような状態が自然と生まれるんです。
 この原理を初めて知った時、感動しましたね。だって、自然の中で当たり前に起きる上昇気流を利用して、燃料を完全燃焼させて効率よく熱を生む。高熱だから煙もほとんど出ないし、有害な気体も出にくい。たぶん、デメリットになることってないんじゃないかなぁって思います。(デメリットあればぜひ教えてください^^) 
 こういうのを「文明の利器」というんです。こういう表現はふさわしくないかもしれないけれど、私は原発よりもずっと優れた発明だと思います。

 

  
壁土にパーライト(断熱材)を混ぜて、粘土状にして瓦を固定しました

 補足すると、本来の「ロケットストーブ」はこの原理を使って、効率よく部屋やらを暖めるストーブなんです。今回つくってみたのは、その原理を利用した、言ってみれば「ロケットコンロ」とでもいうんでしょうか?そんな感じです。

 


境内の一角につくりました!

 

なんで、こんな所に、こんな物を作ったのかというと・・・

 

 
こんな材料を使って・・・

 


ロケットストーブに火をつけて・・・

 


ごま油でいためて・・・

 

 

 「精進のっぺい汁」を作ってみました^-^ 出来上がりの写真を撮り忘れたのですが、とても美味しくできました♪

 

 で、なんで境内に設置したかというと、大晦日に予定しております「除夜の鐘」を撞きに来ていただいた方へ、この「精進のっぺい汁」を振る舞おうと思ったからなのです!!もちろん無料です♪♪♪
 しょうが入りの精進のっぺい汁で、心も体もホカホカに温まりに来てください♪♪♪

 結局、長い記事になってしまいましたね。すみません。大晦日の除夜の鐘撞きについての詳細は、近々ご案内させていただきますので、もう少し待っててください^-^

 

 この連休はまた寒くなりそうですね。ご自愛ください^-^ それでは。

 

    しょうげん 合掌

 

 

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