なんで『ガラクタ音楽会』をお寺で開催するのかというと・・・
はい、みなさん、こんにちは♪
いよいよ寒くなってきて、冬っぽい感じになってきましたね^-^
さあ、いよいよ来週の日曜日が近づいてきましたよ~♪
『ともとものガラクタ音楽会in岩瀧寺』
12月6日(日)14時開演
場所:岩瀧寺(江津市波積町)
入場無料です!!!
というわけで、今回の投稿は、
「なんで『ガラクタ音楽会』をお寺でするのかというと…』
について書きたいと思います♪
“ともとも”こと、山口ともさんによる
『ガラクタ音楽会』というのは
普通なら私たちが捨ててしまいそうな
廃品を利用してつくった
オリジナル打楽器を使用しての音楽会です♪
山口ともさんは、チラシでのプロフィールでも分かるように
本物のパフォーマンスをされる
いわゆる『プロ』のパーカッショニストです。
でも、それだけならば、お寺でなくコンサートホールのような音響設備の整った場所で
開催した方が、きっといいと思うんです。
だけど、山口ともさんの音楽会は
「ガラクタ音楽会」なんです!
捨てられてしまいそうな廃品を使った音楽会です!!
ガラクタに命を吹き込んでくれる音楽会なんです!!!
だから、お寺でやる意味があると思ったのです。
現代社会は、とても便利な世の中になりました。
欲しいものがあれば、たいていはお金を出せば、すぐに手に入ります。
お腹が減ったなぁ。じゃあ、コンビニに行って、カップラーメンを買って来よう!
昔は、食べるものがなければ我慢。食べるものがあっても、畑から収穫して火をおこして調理してやっと食べることができました。
フライパンの取っ手が壊れちゃった!じゃあ、新しいのを買ってこよう!!
昔は、取っ手の壊れくらいであれば修理して使っていました。
現代社会は、とても便利な世の中です。
だけど、便利がゆえに、気づきにくくなっている喜びがあると思うのです。
確かにカップラーメンは美味しいし、数分で調理ができます。
だけど、
「その食材が命あるものだったこと」や
「たくさんの手間のおかげで食べられること」といった
「有り難さ」に対する喜びは、得ることが難しくなりました。
確かにホームセンターに行けば、すぐに安価でフライパンが買えます。
だけど、
「ずっと使ってきたフライパンへの愛着」や
「自分で修理して得られるより深い愛着」といった
「有り難さ」に対する喜びは、得ることが難しくなりました。
現代社会は便利な世の中です。
でも、忘れてはならない、忘れてはもったいない
身近に感じられる幸せを見失いがちです。
山口ともさんの廃品打楽器コンサート
「ともとものガラクタ音楽会」では
そんな身近に感じられる幸せを
再確認できるのではないかと思っています。
環境問題を考えて物を大切にする。
現代社会において、必要不可欠な考えだということは誰もが知っています。
だけど、その考えが浸透しきれないのはなぜか?
どうすれば、みんなが環境問題に向き合えるのか??
そのヒントも、この音楽会では見出せるのではないかと思っています。
いろいろ書いて、長くなってしまいましたが
便利な世の中だからこそ、味わなければならない
大切な喜びがたくさん詰まった音楽会です!
ぜひ、皆さまお誘いあわせの上、ご気軽にお越しください^-^
当日は、音楽会の後
岩瀧寺特製『精進けんちん汁』も
ふるまいたいと思っています♪
食材を余すところなく使って作るけんちん汁♪♪
手前みそではありますが、
「有り難い味」を楽しんでいただきたいと思います♪♪♪
廃瓦を使って作ったロケットストーブ♪
当日は量が多いのでロケットストーブは使えないかもしれませんが・・・(^^ゞ
精一杯、こころを込めて調理いたします^-^
『ともとものガラクタ音楽会in岩瀧寺』
12月6日(日)14時開演
場所:岩瀧寺(江津市波積町)
入場無料です!!!