お寺 de 餅つき&書き初め大会


 2010年一発目の岩瀧寺でのイベントは、餅つき&書き初め大会でした。
 1月11日に計15名くらいが集まってくれて、みんなでワイワイやりました。「何で、新年に餅つきなん?」とか野暮なことは言わず、めでたい楽しいことなのでみんなでワイワイやりました。
 というのも、江津市の地域サークル「ワっクス」のイベントとして実は毎年1月に開催しており、今年が3年目の餅つき&書き初め大会でありました。今年はうち、岩瀧寺を会場にやったわけです。




 実はうちの石うすは、私が子どもの頃一度だけ使って餅つきをした覚えがあります。私が生まれてからは、その1回きりの使用で、それ以外は機械を使って餅はついていたんです。倉庫の奥にあった「うす」と「きね」をひっぱり出し(本当は重くて引っ張れないので必死に出しました)、十何年ぶりの使用です。
 石うすはそのまま使うと餅がすぐ冷めてしまうので、餅をつく前に熱湯を入れて暖めておかなければならなかったのですが、暖めが足りず、一回目の餅は冷めてこねにくかったですが、二回目からはいい具合にできました。
 今まで眠っていた、ただ重くてでかくて場所ばかりとる石うすが、命を吹き込まれた瞬間でありました。(大げさです)
 その後、お餅をおしるこに入れたり、きな粉で食べたり、しょうゆで食べたり、チーズで食べたり、海苔を巻いて食べたりと、思い思いの食べ方でお餅を堪能しました。


 満腹になった後、これまた恒例の書き初め大会をしました。私は書き初めってすごいいいなって思うんです。今年一年何しようかなっていういわゆる「新年の決意」を書いたりなんかして。そのためには、昨年一年間を振り返る必要がある。それって、小学校の頃は冬休みの宿題でやらされていたけど、大人になってもすごい大事なことだと思うんです。
 みんな、思い思いの言葉を書いていました。(例えば「なりふり構わず」「脱浪費癖」「温故知新」「婚活」「鴨居」「大工」「笑」「臥薪嘗胆」など) 私はちなみに「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」と書きました。



 最後に、「昨年の漢字」である「新」という漢字をみんなで書いて最優秀賞をみんなの投票で決めました。



 投票の結果は写真右下の作品、アメリカ帰りのジュンヤの「新」が選ばれました。アメリカに行っても日本人の心を忘れてないなと分かって、うれしかったです。みなさんはどの「新」に惹かれましたか?ちなみに私は下の段の右から三番目の作品が好きです。


 昨年はいろんなことが新しくなった年ではありました。だけど、だからといって古いものが悪いわけではなく、むしろ忘れてはいけないことだって、たくさんあると思います。いわゆる「温故知新」、「ふるきを温めて新しきを知る、もって師となるべし」だと思います。こんなイベントを通して、昔からあることの良さ、古臭くてつまらないと勘違いしがちなことの良さっていうのも、今年も感じていけたらなぁと思います。
 こんな感じで思うままに書くので、支離滅裂で読みにくいかと思いますが、今年もよろしくお願いいたします。


 追伸 昨年末に、地元、波積町の若者(といっても4、50代中心)で、波積の方へ餅の販売をすべく、大量の餅をつきました。「合計87うす」という驚異的な数です。平餅だけでも8000個以上です。高齢化地域で、餅をつくことができない家が増えてきていることを受け、波積町の有志で丸一日かけての餅つきです。体中筋肉痛でしたが、素敵なことだと思います。



4つのうすを使ってがんばりました



波積の若者です!



これでもほんの一部です^^;)


    しょうげん 合掌

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