わしの糸


 


島根県は石見の国


そこで作られた


石州和紙


 


 


 


むかし


大阪商人が


大事な帳簿に


この和紙を使っていたそうな


 


あるとき火事になって


重要な記録の残っている帳簿が


燃えてしまいそうなとき・・・


 


商人はこの帳簿を


井戸に投げ入れたそうな


 


火事がおさまり


井戸から帳簿を引き上げる


 


帳簿は


水に溶けたり破れたりしていなかった


 


 


 


そう


石州和紙は強いんです


 


 


さいきん


素敵なものに出逢った


 


 


 


和紙の糸でつくった


和紙の服


 


 


 


和紙をよって


和紙の糸をつくる


その糸で布を織る


その布でつくった服


 


 


 


すごいパワーを感じた


 


 


 


和紙の原料の木をそだてた人


 


その木で和紙をすいた人


 


その和紙で糸をよった人


 


その糸で布をおった人


 


その布で服をつくった人


 


 


 


 


今はもう


みんないない


 


 


 


 


だけど


 


 


 


 


 



 


 


 


魂はのこっている


 


 


 


昔と変わらず


 


 


太陽   大地   水


 


人が


 


今もいる


 


 


 


 


風よ


この魂を感じさせておくれ


すべての人のもとへ


 


 


 


 


まだ魂は死んでない


ただ


忘れがちなだけなんだ


 


 


 


感じさせてくれた


 


ワシと和紙との


 


ありがたい出逢い


 


 


 


 


ことばにならなかった


 


 


 


m( _ _ )m

 

しょ^-^げん 合掌


 


 

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わしの糸” に対して2件のコメントがあります。

  1. ゆっこ より:

    Unknown
    Unknown
    きっと人、大地、全ての力で、とても強い和紙ができるんでしょうね。
    だからこそ普通の紙では考えられない、
    和紙の服というのも作り上げれるんですね。
    人と大地の心のこもった和紙の服の着心地がとっても気になります。

    またまた・・・話は戻って・・・
    写真の境内もなくなってしまうという事ですか!?
    とても趣きのある境内なのに。。。
    滝は無くなるわけではないという事で、
    命がけでぜひともうたれに行きます(笑)

  2. しょ^-^げん より:

    Unknown
    いつもコメントありがとうです♪
    治水ダムができる関係で、移転せざるをえないんです。
    境内はなくなってしまうんです・・・。
    携帯の電波も入らない秘境の地。
    わしの自慢だったのに・・・。
    来月には少しずつ引越しに入る予定なのです。
    寂しいかぎりです・・・。

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