【炊キッズ修行ランチ2017】『2月19日(日)開催!真冬もあったか餅つき修行♪ 』楽しみました(^O^)/

はい、みなさん、こんにちは♪

2月も下旬となり、いよいよ今年度もあとわずかですね♪

 おかげさまで、今年度のタキッズ修行シリーズも最後の修行を無事に終えることが出来ました♪♪

 

2月19日(日)に開催しました

 

『炊キッズ修行ランチ2017』

~真冬もあったか餅つき修行♪~

 

のご報告を致します♪

お天気もよく、みんな笑顔で餅つき修行ができましたよ~^-^

 


参加者が集まってきました♪


受付をしたら、名札を作ります♪


修行はじめの会♪ 


子どもたちが「いただきます」「ごちそうさま」の意味について手をあげて発表してくれました♪ 


班ごとでの自己紹介です♪


リピーターの方もたくさんおられて、心強いです!!!


炊キッズ修行の成功を願って、ご本尊さまに合掌礼拝致します♪

 

 


さあ、そして野菜収穫の修行です♪


今回は大根を収穫します^-^


ついたお餅で、お雑煮をつくるんです♪


小さな子も一生懸命大根を抜いてくれました^-^

 

さあ、そしてみんなが楽しみにしている餅つき修行のスタートです!!!

 


地元の波積町が誇る餅つき名人、修二さんと芳さんです!!!


まずは、餅つき名人によるデモンストレーション♪


みんな興味深々です^-^

 

年末には餅つきグループをつくって、合計100臼(200升)以上のお餅をついた名人です♪

また、今回使用したもち米を作ってくださった農家の方でもあります!!!

想いのつまった、美味しいもち米で、最高のお餅つきを楽しみます!!!!

 


ということで、いよいよ餅つき修行スタートです!!!

 

 

 

 

 


返し手(お餅を手でひっくり返す人)にも挑戦!小学1年生ですがベテランの手さばきでした^-^

 

 

 

もち米が、お餅になりましたよ~♪♪♪


ついたお餅を、こねて丸くしていきます♪

 


たくさんのお餅が完成です!!!

 


餅つき名人の修二さんと芳さんは、午後からビニールハウス設置作業があるため、ここでお別れです!

 

 

今回の餅つき修行をするにあたって、タキッズスタッフは30代が中心で、餅つき経験も少なかったため

地元の餅つき名人のお2人に無理をいって講師をお願いしました。

炊キッズ修行ランチの話をすると、忙しい中にもかかわらず、快く引き受けてくださいました。

 

お餅つきを始める前に、少しだけお餅についてお話をしてもらいました。

今はお店でも買えるお餅ですが、昔は最高級の贅沢品だったそうです。

だから、お寺でも大切なお供えとして、現在でも大きな法要をする時にはお供えをします。

もち米を作るのはとても大変で、ふつうのお米に比べて収穫量が少ないのに、単価もそれほど変わらないそうです。

それでも、この地域ではたくさんのもち米を作っておられます。

なぜか?

みんながお餅が大好きだからだと言われました。

利益うんぬんではなく、みんなが喜んでくれるものを作る。

 

素敵なお話をいただき、いっそうお餅が大好きになりました♪♪♪

忙しい中、本当にありがとうございましたm(__)m

 

 

ということで、無事にお餅つきを楽しんだ後は、お雑煮づくりです♪


かまどで燃やすためのマキ割りもしましたよ~♪

 

 


みんなで、協力してマキを割ります!!!


火吹き竹づくりにも挑戦!!!

 

 


さあ、お雑煮づくりのスタートです!!!

 

 


火おこしは、ライターやマッチではなく、火打ち棒(火打ち石的なもの)で挑戦です!!!

 


だしも、本格的に昆布と椎茸とかつお節でとりました♪


※だしをとった昆布などは、おしょうさんの家で佃煮にして、有り難くいただきました^-^

 

 


きな粉と砂糖醤油も作りました♪♪♪


さあ、もうすぐ完成ですよ~^-^

 


全4回の炊キッズ修行、全てに参加してくれた彼は、自主的にみんなのお餅を茹でてくれました!ありがとう!!


さあ、出来上がりです♪


たくさんの食材の命に感謝して・・・

 

「いただきます!」

 

 


自分たちでついたお餅は、美味しいね^-^


みんなモリモリ食べています♪


がんばって作った分、お腹もペコペコ!!!


たくさんおかわりしましたよ~(^O^)/

つきたてのお餅、長ーーーーくのびて、美味しーーーーーーーい♪

 


はい、きな粉と砂糖醤油のお餅は、別腹だそうです!!!

 

大根を収穫して、お餅をついて、マキを割って、火をおこして、食材を調理して、やっとやっと食べられたお雑煮♪

自分たちで作ることで、たくさんの手間がかかることが感じられたかな?

 


食べるためにかかった、たくさんの手間に感謝して、心こめての・・・

 

「ごちそうさまでした」

 

 

さあ、でも食べることの「手間」はまだまだ終わっていません!

片づけももちろん、みんなでやりますよ~(^O^)/

 

 

 

 


手を真っ黒にして、鍋を磨いてくれます♪♪♪

 

 


全4回の炊キッズに参加してくれた彼女、いつも鍋を一生懸命みがいてくれていました♪ ピカピカになったよ~♪♪♪


食器洗いも大変!


お餅がついていて、洗うのも一苦労です!

 


使った食器も、全てピカピカに洗ってくれました(^O^)/

 

 

さあ、そして最後の修行です♪

野菜育ての修行の開始です!!!

 


今回は、少し時期が早いですが、ジャガイモを植えます♪


植え方の説明を聞いて♪


ジャガイモ植えのスタート♪

 

 


そして、岩瀧寺ガーデン(野外炊飯場)に、蚊除け草(センテッドゼラニウム)を植えます♪

 


春には、葉っぱが広がって、蚊除けに使えるといいなぁ♪

 

 

野菜育ての修行を終え、修行おさめの会です♪

 


班ごとで感想を発表して、1日を振り返っていきます♪


1人1人、感じたことを発表するのって、勇気がいるけれど、その分みんなで思いを分かち合えていいね♪


全4回の炊キッズ修行すべてに参加してくれた子どもたちに、記念品を贈呈しました♪(滝ハガキと、おしょうペン)


今回ついたお餅もご本尊さまに、お供えをしていました♪

 

 

 

お寺では、お餅は最高級のお供え物とされています。

おしょうさんが持っている、タカツキにお餅が乗っている形。

これが、「豊」という漢字の語源であるともいわれています。

 

 

「豊かさ」というのは、なんでしょうか?

お金があれば豊かなのでしょうか?

いつも高級料理店で食事ができれば豊かなのでしょうか?

 

そういうことも、「豊かさ」の1つではあるかと思います。

しかし、それだけが「豊かさ」ではないと思うのです。

 

 

 

食事を例にして考えるならば

本気の「いただきます」「ごちそうさま」が言える食卓は

最高に贅沢な食事だと思うのです。

 

 

食事は全て、命ある生き物です。

必ず生きていたものを私たちは口にしています。

食べることでいただいている「命」

それに感謝して、心を込めての

「いただきます」

 

同じ食事でも、そんな気持ちで食べる食事は

最高に「豊か」な食事です。

 

食事は全て、たくさんの手間がかかっています。

誰かが育てて、誰かが調理して、誰かが後片付けをしています。

それは、スーパーで売っているお惣菜だって同じです。

たくさんの「手間」に感謝して、心を込めての

「ごちそうさま」

 

同じ食事でも、そんな気持ちで食べる食事は

最高に「豊か」な食事です。

 

 

 

しかし、現代社会は便利な世の中で

出来合いの食事を手軽に手に入れることが出来ます。

スーパーやコンビニ、レストランなど

お金の対価として食事をとることが出来ます。

もちろん、それはそれで素晴らしいことなのでしょうが

その代償として、感じづらくなってしまったもの。

 

 

それが、食事の「命」と「手間」です。

 

 

昔は当たり前にたくさんの「手間」をかけて

野菜や家畜を育てて、調理をして、

その「命」をいただいていました。

 

でも、現代でも食事をとる上で

確実に「命」と「手間」は存在しているのです。

だけど世の中が便利になったせいで、

それを感じづらくなってはいないでしょうか。

 

 

私自身のことですが

頭では分かっていても、普段の忙しい毎日を過ごしていると

なかなか、この「いただきます」「ごちそうさま」を

ゆっくりと味わうことが出来ません。

 

だからこそ実際に

食事の「命」を感じる体験や

食事の「手間」を感じる体験を

大切にしたいと思って

今回の炊キッズ修行ランチを計画しました。

 

参加してくれた皆さまからのアンケートからも

「いただきます」「ごちそうさま」を味わえた

という感想をたくさんいただいております。

また一方で、実生活に戻ってからその味わいを

継続する難しさについてのご意見もありました。

 

 

1人ではなかなか

継続して「いただきます」「ごちそうさま」を

味わい続けることが難しいのです。

 

だからこそ、炊キッズ修行ランチでは

ご家族での参加をしていただきました。

子どもだけでなく、保護者の皆さんも一緒に

感じていただくこと。

それこそが、毎日の食事での

「いただきます」「ごちそうさま」を

継続した味わいにできるのではないか。

そんな想いで、今年度4回の炊キッズを運営していきました。

 

 

おかげさまで、大きなケガ等もなく炊キッズ全4回をつとめることが出来ました。

企画者側の立場ではありますが、参加した皆さまから学ばせていただくことも

本当にたくさんたくさんありました。

私自身の「いただきます」「ごちそうさま」を味わう力にもなりました。

 

また、私の想いに賛同して

快く運営に協力してくれたたくさんのスタッフのみんなとも

この「いただきます」「ごちそうさま」を共に味わえたこと。

本当に贅沢な喜びに満ちあふれています。

 

そして、一番身近で、事前準備や後片付けなどを引き受けてくれた

大切な家族。

本当に本当にありがとう♪♪♪

 

 

来年度も可能であれば継続して

炊キッズ修行ランチをやっていきたいと思っています♪

ぜひとも来年度も一緒に、

「いただきます」「ごちそうさま」を

味わいましょう♪

 

 

 

参加者、スタッフ、家族

食材を育ててくれたたくさんの方々

命をくださったたくさんの食材

ご縁ある全ての人・モノに対して

 

心をこめて

ありがとうございました

m(__)m

 

 

 

 

食事の最高のかくし味、それは・・・

本気の「いただきます」「ごちそうさま」

 

 

 

 

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