農業体験にきた2人の若者!


 


 ゴールデンウィークの話。
 うちのお寺の畑に農業体験をしに2人の若者がきました。
 東京と、広島からUターンしてきた若者で、一生懸命農作業に取り組んでくれました。


 


 


 


 とはいっても、実は中学と高校の時の同級生で、ゴールデンウィークで地元に帰ってきたので遊ぼうと連絡があったので、「じゃあ、畑で遊ぼうや♪」ということになって、うちの畑で農作業を手伝ってもらいました♪♪♪作業用の作務衣を貸し出して、頭にタオルを巻いて、まさにお寺のお坊さん的、農業体験です!?


 



 


 畑を耕したり、草取りをしたり、野菜の苗を植えたり、水をやったりしました。
 野菜の苗は、ナス、トマト、カボチャ、オクラ、枝豆などを植えました。


 



 


 実は最初はあんまり乗り気でなかった二人だったんですが(笑)、黙々と畑を耕し、草をとって、作業をしているうちに何ともいえない一体感が生まれてきて、何かすごい気持ちいい時間を過ごせました。


 ゴールデンウィークの過ごし方。私は東京の大学を卒業して、四国のお寺での修行を終えて地元に帰ってきて以来、たぶんゴールデンウィークはずっと地元にいる気がします。


 私は学生時代結構旅行していました。半分は大勢の友だちと、もう半分は一人旅でした。旅はいいと思います。特に一人旅はいい。友だちみんなで旅をすると友だちの楽しみますね。それはそれで、最高に楽しいし思い出深いものでした。でも別の旅の楽しみ方として、一人旅の魅力も最高でした。一人で旅をすると、必ず知らない人と出会います。もちろん団体旅行でも出会うけど、一人旅だと、出会ったら話しをする。その人の話を真剣に受け止める。そうすると、感じるものがたくさんある。
 実は私が真剣にお坊さんになろうかなと思ったのは、大学生になってからでした。大学での仏教学との出会いもそのきっかけですが、それ以上に旅で出会った人たちの影響を強く受けました。その出会った人には、記憶の限り、お坊さんは一人もいません。みんな一般の旅人でしたが、仏教を学んでいるわけではないけど、仏教的な生き方をしていました。「この人はすげえ!」と思える出会いを繰り返して、大学卒業したら、旅人になって、放浪しようかなって思ったりもしましたが、大学で仏教学を学んでいくうちに、私が感銘を受けた旅人の生き方は仏教の教えにかなり通じるものがあると感じて、僧侶としての道を志しました。


 旅好きの私ですが、地元に帰ってきて以来、個人的にどこかに旅行に行ったことはないような気がします。



「日々の生活を旅に出たときのようなゆったりとした心で過ごす」



 私の座右の銘のような言葉で、僧侶として実践していきたい生き方であります。なかなか、日常の生活でそんな気持ちを保ち続けるのは難しいという現実に日々ぶつかっていますが、時々振り返って気持ちを持ち直そうとしています。
 畑で夢中で耕したり草取りをしたりしている時、けっこう気持ちいいんです。これはたぶんやってみないと分からないんだろうけど、嫌々やるんじゃなくて、興味もってやり始めるとしんどい時もあるけどやっぱり楽しいし、癒されている自分がいます。自分の知らない未知の世界が、畑にはたくさん詰まっています。直径1ミリの種から、1キロにもなる大きな大根が出来ます。想像するだけで感動です。実際に種植えから収穫まで経験すると、もっと感動です。
 最近の日々の生活の中で一番、旅をしているときのような気持ちになれる時っていつかなって考えると、畑仕事をしている時間がそれだと思います。


 そんな感じで岩瀧寺農業体験のPRをしてみました(笑)


 最後になったけど、濱ちゃん!徹さん!ありがとう!!


 



 


 

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農業体験にきた2人の若者!” に対して2件のコメントがあります。

  1. KOHEI より:

    Unknown
    おはよう、しょうげん☆
    ほのぼのな雰囲気を感じさせてもらいました。
    また、帰った時は宜しくね!!

  2. しょ^-^げん より:

    >KOHEY
    サンキュー!!
    そのうち、小屋の屋根をつけたり、ピザ窯作ったりするから、協力よろしくです♪♪♪
    帰った時はぜひ連絡ちょうだいね^-^

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