慧日破諸闇(慧日 諸の闇を破る)
みなさん、こんにちは^-^
昨日に引き続きの更新です。もう少し定期的に更新できればいいなと思います^^;)
12月11日に、『冬の有機野菜たっぷりあったか鍋&玉ねぎ苗植えとそばの実収穫&癒しのゆるゆるお茶会』をしました。7人の人が参加してくれました。今年の「ワっクス癒しのゆるゆる生活クラブ」の活動をしめくくるにふさわしい、癒しの1日でした^-^
なので、この活動の紹介をしながら、自分自身の今年一年の振り返りを兼ねたいと思います。
お昼ご飯に有機野菜たっぷりのあったか水炊き^O^
(みんなで植えた、大根と春菊を無事に収穫できました)
右の小鍋は、しいたけ抜きの鍋です^^;
昼からはまず、そばの実の収穫です!!
雑草に負けずに、元気に育ってくれました^ー^
そして玉ねぎの苗植え。計350本!(そんなに食えるか!!)
ゆるゆる生活クラブなのに、お昼前からバタバタと活動内容たっぷりに、しっかり体を動かしていたら、15時過ぎ。ちょっと小腹が空いてくる時間です。この日は夜には「ワっクス」本体の忘年会があったので、遅れてはならないと、余計バタバタしてしまいました。(しかも、忘年会のメニューは、鍋でした^^;)
とにもかくにも、本日の労働はこれで終わり。ここからが、「ゆるゆる生活クラブ」らしい、ゆったり癒される時間です^^
しげち先生の癒しのお茶会の始まりです^-^
心地よい凛とした空気がただよいます^o^
ちなみに私は茶坊主。
慧日 諸の闇を破る
床の間にかけてある軸、私が修行していた愛媛県の修行道場の堂頭老師の書かれたお軸です。「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈」というお経の中の一節で、『慧日 諸の闇を破る』と書いてあります。
「仏さまの智慧の光は、あらゆる心の闇を破る。」
実は、このお茶会の席では、恥ずかしながら、何て書いてあるか分からんけど、テキトーに良さげな軸をかけておこう、くらいにしか思っていなかったのですが、今回調べてみたら、そんな有り難い言葉でした。
今年の私の年頭所感は、一言でいえば、「命の尊さ、有り難さ」でした。
人間の思っている「当然」なことは、本当に当然なのか。
自分たちで種や苗を植えた野菜を鍋にするのは、美味しい。少なからず毎日の食事よりも愛着をもっていただくことができるから。でも、本当はもっともっと美味しい。なぜなら、その野菜たちは私たちが育ててやったんではなくて、一生懸命日を浴びて、土から水を吸い上げ、寒さに耐えながら、たった数ミリの種から、自ら大きく大きく成長した野菜だから。その大切な命を野菜たちの了解も得ずに私たちはいただいている。これほど「有り難い」ことはないと思うんです。
いま自分が生かされていることは、けっして「当然」ではなくて、たくさんの人や、ものの命に支えられている、本当は「有り難い」ことなんだ。そう、頭ではなく心から感じられる一年にしたいなと思っていました。
一年を振り返って、自分に実践できたかを自問してみると、ほぼ全く出来ていないと感じています。だから太ってます。
「慧日 諸の闇を破る」
仏さまの智慧の光は、心の闇を照らし明るくしてくれます。それはいつでも、どこでも、誰の心でも、どんな心の闇でも、明るく照らしてくれます。
私はまだ生かされている喜びや、命の「有り難さ」が頭でしか分かっていません。来年こそはこの気づきにくい「有り難さ」を、「慧日」によって明るく照らして、はっきりと心から「有り難い」と感じられる毎日にしていきたいです。やせます。
もうすぐ今年も終わりですね。今年が終われば来年がきます。
そばが枯れれば、そばの実が出来ています。
何かの終わりは何かのはじまりです。終わってそのまま終わりということは、一つも存在しません。また、来年も終わりの続きのはじまりを。いや、まずは今日という昨日の続きのはじまりを精一杯生きていこうと思います。 やせます。
しょうげん 合掌